ちょっと前、5月末の事ですがミニバラを買いました。
アパートのベランダが寂しい感じがしたので、ちょうど時期ということもあり購入。
それから1か月が過ぎたのでそこまでの道のりを書いてみたいと思います。
実はワタクシ、以前ホームセンターで園芸を担当しており、血が騒いでおります。
仕事で得た知識が私生活で役に立つと単純に嬉しい。
5月下旬 ミニバラを購入
ミニバラはある程度大きくなって鉢植えで売られている物や、高さ20㎝前後の苗から少し大きくなった物が良く店頭で並べられてますが、今回は後者を購入。
購入したミニバラ
淡いピンクオレンジに惹かれて購入
タグには「コルダーナシリーズ」の文字。
「コルダーナシリーズ」は色々なところで見かけます。
これは品種ではなくブランドの名前で、品種名は不明。
これで大体300~500円位で売られています。
花が咲いていたので切る
せっかく咲いたのにもったいない!!と思いますが、後から花が付きやすいように栄養を次の花に回すべく満開の手前位の時に花を摘みます。
ここで大事なのは茎を切る際は5枚の葉っぱが出ている付け根の少し上(2~3㎜位)で切ります。
そうすることでその5枚の葉っぱの付け根から新しい芽が出てきます。
※これは剪定の時も同じ。
これが5枚の葉っぱで、赤線のところで切ります。
切った花は切り花で楽しむ
さて、せっかく咲いた花ですから切った花は切り花として楽しみましょう。
近所の百均で買ってきました。
ミニバラは背丈が低いため、ビー玉でかさ上げ。
清涼感があってなかなかオシャレでしょ?
6月上旬 植替え
時期じゃないけど植替え
本当はこの時期(6月)はバラの植替えの時期ではありません。
バラは根が傷付くの嫌うので、本来なら植替えは休眠時期である2月頃に行うのですが、複数本が同じ鉢に植わっていて育成の障害になりそうなので決行。
この鉢には4本の苗が植わってました。
このまま成長すれば密集して風通しが悪くなりそうだし、鉢の中で根が大変なことになりそう。
慎重に根をばらす
ここからは実際の作業を紹介します。
ここの作業が一番大事。
成長期のバラは根を傷付けると最悪枯れてしまいます。
鉢を外してみるとすでに根が絡み合ってる模様。
この状態で根を傷付けずにバラすのは至難の業。
バケツに水を張って、漬けながら時間をかけてバラしていくとやりやすい。
なんとか4つに分けられました。
多少「プチッ」ていう感触がありましたが…大丈夫でしょう。
植え付け
あとは植え付けていくだけ。
今回はプラ鉢と素焼き鉢、各5号を用意。
鉢底に石を敷きます。
半分くらいまで先に培養土を入れる。
今回はバラ専用の培養土を使用。
専用品は楽で安心して使えるからおススメです。
植え付けが終わったら、鉢底からしっかり水が出るまで水をあげて完了です。
植替えから2週間
ちょっと頼りないので支柱を立てました
植替えから2週間を過ぎて緩効性肥料と消毒を行いました。
肥料は植替え後すぐは根が肥料焼けする恐れがあるので2週間経ってから与えました。
この肥料は適量(今回の5号鉢では大さじ1くらい)を土の表面に均等にばらまくだけで3か月効果が持続するので楽チンです。
7月上旬の状況
順調に茂ってきています。
花を摘むために切ったところからも新芽が出てきています。
まだつぼみは付いてませんが、順調に育ってくれて嬉しい。
まとめ
やっぱり花のお世話って面倒もありますけど楽しい。
順調に育ってくれると毎日のお世話もやる気が出るってもんです。
成長期に植替えという危険を冒しましたが、もし植替えしなかったらどうなったんだろう?
おそらく根が絡み合って成長が遅いんじゃないかなと思うけど。
まあ結果オーライということで。
あとは大きく育てて花一杯咲かせられるよう頑張ります。