最近DIY熱が盛り上げっていますが、今回は急に思い立って燻製をやるための箱(スモーカー)を作ってみたらそれなりに出来たので、そのことについて書いてみたいと思います。
燻製と言えばアウトドア料理の定番ですが、家庭でも出来るという事で挑戦したくなりました。
スモークチーズに燻製卵、ベーコンにも挑戦したい。
美味しい肴になりそうなものばかり。
今回はその燻製箱を作った時の様子をお届けします。
燻製箱をべニア板で作る
まずは設計から
今回はホームセンターで手に入る厚さ12mmのベニヤ板で作ることにしました。
また作りは出来るだけシンプルかつローコストを意識しました。
100均で手に入るBBQ網が33.5×33.5㎝だったのでそれに合わせて設計してみました。
高さは60㎝にしましたが、もう少し高くても良かったかなと思います。
材料は構造用針葉樹合板を使い、このようにお店でカットしてもらいました。
角材は30㎜角の赤松材を使用。こちらもお店でカット。
これで材料が揃いました。
※一応チェックしましたが上の設計図に間違いがあっても責任は負いかねますので悪しからず。
いざ組み立て
材料が揃いましたのでさっそく組み立てていきましょう。
各パーツをこのように作っていきます。
※作りながら微調整したので実際とは少し違ってます。悪しからず。
まずは天板を。
続いて底板。
この隙間は設計ミスではなく、電熱器のコードを通すためと通気口を兼ねてます。
こんな感じ。
※ちなみに電熱器の本来の使い方ではないので、燻製に使われる際は自己責任でお願いします。
お次は側板に網をうける角材を付けます。
先ほど作った天板、底板、側板をとめていきます。
天板、底板、側板を取り付けたら前面側の真ん中に補強の角材を取り付けました。
そうしたらひっくり返して背板を取り付け。
それっぽくなってきました。
次は扉をつけます。
150㎜にカットした角材を取っ手代わりに扉に付けます。
扉は38㎜の蝶番で取り付けます。
これで完成。
それっぽいでしょ??
さっそく使ってみた
持ち運び用に側面に木の切れ端で持ち手を付けました。
また扉の固定にはヒートンとヘアゴムの組み合わせでローコストに済ませました。
天板に4mmの穴をあけて温度計を取り付けました。これは便利。
あと写真を撮り忘れましたが、天板に5㎜の穴をあけて通気口を作りました。
一番下の網は脂がチップにかからないようにするための棚。
見た目に素晴らしい燻製が完成。
味の方も抜群でした。
まとめ
お店で寸法通りに切ってもらえば組み立てはそんなに難しくありませんでした。
すでに木の反りが出てきたりしてますが、気密性はそこまで重要でもなさそうですので気にしないことに。
まだ通気穴の具合とか分からないところもあるのでそこは使いながら探っていこうかと。
(通気穴にガムテープを貼ったり剥がしたりで調整。意外と便利)
今回は箱のサイズが少し小さかったような気もしますが温度もいい感じで保てたのでこれからは燻製ライフを楽しめそうです。
電熱器を燻製で使う場合は安全への配慮と自己責任で。
温度計はあると本当に便利。