さて、ぬか床を立ち上げてから順調に2か月が経ちました。
最近ぬか床に水分が多くなってきたのでそろそろヌカを足す必要があると思ってきました。
水分が多くなってきた場合、
①ぬか床にくぼみを作り、そこにたまった水分を吸い取ったり、専用の器具を使ってそこに溜まった水を捨てる。
②炒りヌカと塩を足す方法
があるようですが、水分を捨ててしまうのももったいないと思い、②のヌカを足す方法をとりました。
また先日三河湖に行った時に山椒の実を手に入れたのでこちらも足すことにします。
山椒の実を足す
まずは山椒の実を足す準備から。
山椒の下ごしらえ
買ってきた状態。
茎から実を取ります。手でちぎってもはさみで切ってもOK。
実だけにした状態。
ザルに入れてしっかり水洗いします。
沸騰したお湯に塩を小さじ1くらい入れて山椒の実を投入。
30秒くらいさっと湯がきます。
湯がいたら冷水に10分ほど浸します。
(ちりめん山椒など料理に使う場合は4時間~1晩くらい水につけてしっかりあく抜きをするそうです)
水に浸したらキッチンペーパーでしっかり水を切ります。
余った分は小分けにラップで包み、冷凍保存。
下処理をした山椒の実は冷凍保存で1年間保存できるそうです。
定期的にぬか床に足していこうと思います。
山椒の実を入れる意味
防腐・殺菌効果と山椒の爽やかな風味を足すため。
山椒は昔から薬としても使われてきた優秀な食材のようです。
香りがとてもいいので是非我が家のぬか床にもいい香りを出してもらいたい。
足しヌカの準備
軽く絞るだけでも水が滴るようになってきたので炒りぬかを足して水分を調節します。
・炒りヌカ 1カップ
・粗塩 小さじ2
(右は上で紹介した下処理済みの山椒の実)
足しヌカと山椒の実を足してよく混ぜ合わせます。
これでぬか床の水分が落ち着いてべっちゃっとした感覚からしっとりした感触に戻りました。
まとめ
水分が多すぎると浸かる時間が長くなったり、塩分濃度が下がったり、雑菌がわきやすかったりといいことはありませんので足しヌカは様子を見ながら必ず行いましょう。
ただあまり大量にヌカを足してもせっかくのぬか床の環境が変わり過ぎてよくないのでマメに行う必要があります。
(1回につき1カップが目安)
また今回一緒に足した山椒の実は6月~7月にしか手に入らないので是非この時期に足したいオプションです。
こうやっていろいろ試していくにますますmyぬか床に愛着が湧いて楽しくなってきました。
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