突然ですが、ぬか漬けに挑戦します。
ことの発端は、スーパーで安売りしてたキュウリのぬか漬けを買ったのですがこれがどうにも美味しくない。
不味いわけではないのですが、後味が妙に甘い。
これには嫁も同じ意見で「ぬか漬けで甘いのはあり得ない」との結論に。
「じゃあ自分で漬ければいいんじゃね?」となりまして。
相変わらず短絡な物事の決め方で、若干嫁も引いてましたがブログのネタ切れだったことだし何事も挑戦です。
もともとy-para夫婦は漬物に目がなく、美味しい漬物が作れれば夫の株もストップ高間違いなしという事でチャレンジします。
そもそもぬか漬けとは?
日本が誇る乳酸菌発酵食物であるぬか漬け。
古くは江戸時代からぬか漬けという手法は確立されており、日本の食卓に欠かせないものとなっていた。
ぬか床の米ぬかと塩によって乳酸発酵が進んで独特の風味を作り出して美味しい漬物が出来上がるんだとか。
詳しくは
またぬか漬けは植物性の乳酸菌で生きて腸まで届くのでお腹の調子にいい影響を与えるんだそうです。
それ以外にも美肌効果とか、免疫力のアップなど素晴らしい効能があるそう。
私も最近ストレスで胃腸の調子が良くないので美味しい物を食べて調子も良くなればまさに一石二鳥です。
あと調べてみたらホントたまたまですが、ぬか床を立ち上げるには初夏の温度(室温20~25度)がちょうど発酵が進むのにいい時期とのこと。
寒いと発酵が進まなくて時間がかかったり、暑いと発酵が進みすぎて失敗(腐敗)しやすい。
ぬか床作りに用意したもの
材料
・米ぬか 1kg(コイン精米機から頂きました)
・塩 140g
・水 1L
・昆布 3切れ
・煮干し 5匹
・鷹の爪 3本
大体こんな感じ。
スーパーで出来上がった物も売ってますが、せっかくなら一から作りたい。
米ぬかは釣りでよく使うから手に入れられるし。
水は米ぬかの重量と同じ量を、塩は14%濃度になるように用意しました。
容器は今回は100均で5リットルのタッパーを買ってきました。
いずれは甕で漬けたい。
渋い。
昆布と煮干しは旨味を出すために用意しました。
鷹の爪は殺菌作用を期待。
ぬか床を作る手順
実際に作ってみました。
分からないながら調べて作って、まだ出来上がってないのでこれが正解かは分かりません。。。
米ぬかを炒る
新鮮な米ぬかなら炒る必要はないようですが、コイン精米機から頂いてきたので殺菌消毒の意味も含めて炒ることにしました。
一気に炒ると焦げる恐れがあるので小分けにして炒ります。
(多分10回くらいに分けて炒りました)
水道水を沸騰させ塩を溶かす
水道水を沸騰させ塩を溶かします。
沸騰させるのは水道水の塩素を沸騰させて飛ばすことで乳酸菌の活動を邪魔しないため。
また塩を溶かしやすくします。
炒った米ぬかと沸かした塩水が冷めるまで放置します。
米ぬかに冷めた塩水を混ぜる
先ほどの冷めた塩水をまんべんなく混ぜていきます。
一気に全部入れるとムラになるので分けて入れていきます。
私はまず半分入れてしっかり混ぜ、さらに残りの半分、残り全部といった具合で3回に分けました。
ムラがないようにしっかりと混ぜます。
こんな具合です。
捨て漬けの野菜を入れる
捨て漬けとは、ぬか床が熟成するまでの間に漬け込む野菜のことで、乳酸菌を活性させるために必要な物だそうです。
ぬか床を立ち上げて最初のうちはただ塩辛いだけで旨味がないそうですが、この捨て漬けをすることで乳酸菌が活発になり、旨味が出てくるそうです。
だから余りものの野菜や捨てる部位などを使います。
だいたい2週間くらい捨て漬けをして、それから本番の漬物を始めて1か月くらいで美味しいぬか床が出来るそうです。
冷蔵庫に余ってたキャベツと大根の葉っぱを入れます。
とりあえず3~5日で入れ替えて、それを3回繰り返す予定です。
合わせて鷹の爪と煮干し、昆布を入れます。
野菜が重ならないように入れたら、上からしっかり押さえて中の空気を押し出し、平らにします。
容器についた米ぬかをキッチンペーパーで綺麗に拭き取って今日は終わり。
とここまでは非常に簡単で難しいことは無かったです。
あとは日々のお世話次第かな?
毎日2回ぬか床をかき混ぜる
あとは毎日朝晩の2回ぬか床を底からしっかりかき混ぜて空気に触れさせます。
そうすれば2週間後には美味しいぬか床が出来上がってるはず。
経過は随時お知らせしていきますので乞うご期待。
(失敗したら失敗したでネタにする予定)