どうも、y-paraです。
今回は法則の話。
世の中で起きることの全てがある法則の元に成り立ってるとしたら…
実際はすべてではないですが「法則」を知ってると『あれ?これってまさに〇〇の法則じゃね!?』って思うことが結構ある気がします。
(私が洗車をすると必ず24時間以内に雨が降りますが、これも何かの法則?)
実は労働災害防止のためにある法則をもとに安全マニュアルが作成されてるなんてこともあります(ハインリッヒの法則、後述)。
いろいろな法則を知ることで、実生活や、仕事で役に立つかもしれません。
(雑学的に知っててもかっこいいですし、朝礼やスピーチで披露してもいいかも)
今回ご紹介する法則は、いわゆる「経験則」です。
先人達の経験の積み重ねから生まれた「法則」ですので当然例外もありますが、人間は経験から学ぶ生き物。
せっかくですから楽しみながら学ばせてもらいましょう。
それではいくつかご紹介します。
ハインリッヒの法則
1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常がある。
というもの。
これは先に書いたように労働災害の経験則としてよく知られています。
この法則は、アメリカのハーバート・ハインリッヒが膨大な件数の事故を調べたところ大災害が1件起きるとその裏に29件の軽微な災害が発生しており、さらに傷害を伴わない300件の軽い障害(いわゆるヒヤリハット)が発生していることを突き止めました。
そこで障害を伴わない小さな事故に注意を払えば死傷に至る重大な事故を防げるという結論を出しました。
今では当たり前のことですが、当時は労働災害=労働者の不注意 だけで済まされたことを考えると「労働災害を起こさない環境を作る」という現代の基本がハインリッヒのおかげで出来上がったわけです。
80対20の法則(パレートの法則)
市場経済の80%はわずか20%の要因が影響している。
これも結構メジャーな法則です。
単純な比率の法則ですが、色々な事象にあてはめられると言われています。
ビジネスの世界では
・売り上げの80%は20%の商品で作られる
・売り上げの80%は上位20%の顧客で作られる
・問題の80%は20%の従業員が引き起こす
など。
若干こじつけのような気もしますが意外と当たってるかも?という気もします。
あとビールの泡の比率も8:2ですしね。
私の会社でもよく「二八(ニッパチ)の法則」としてよく登場します。
ロングテールの法則
残りの80%を軽視してはならない。
おっと、上のパレートの法則とは逆のことを言ってますね。
これはパレートの法則に異議を唱えた人が、軽視されがちな残りの80%にこそ利益を生み出す可能性が高いと主張しました。
これを実例で例えると、今までの実店舗を構える小売業は商品の陳列スペースや設備コストに限りがありよく売れる商品を重視していたのに対し、実店舗を持たないネット上の店舗(アマゾンとか)は配送センターに商品を集中させることで人気のない商品や専門的な商品も揃えることができ、そういった商品が利益の柱になっています。
今の商売はいかにロングテールを取り込めるか、が生き残りをかける鍵になってます。
2-6-2の法則
集団が出来るとその集団の中で優劣のグループが2-6-2の割合で発生するというもの。
実は個人的にすごく関心したこの法則。
集団の中で常に優秀な人が2割、普通の人が6割、働かない人が2割の割合で形成されるということです。
この法則の面白い所が、「じゃあとりあえず働かない2割の人を外せばいいじゃん」と思うかもしれませんが、実際にその2割を外しても結局またこの割合に分かれるのです。
なぜそうなるのかは不思議ですが、実に面白い話です。
そこで経営者や指導者は、上位2割のスキルをさらに上げてこの集団の生産性をあげようとするわけです。(もっとも数の多い6割の人を育成するほうが大事だという人もいる)
やたら上司から期待されたりしごかれてる人は上位2割に認定されてるからかも?
引き寄せの法則
似たものが似たものを引き寄せる。
つまり、プラス思考でいればプラスの結果を呼び、マイナス思考であればマイナスの結果を呼ぶ、とうものです。
実際マイナス思考になることは多々ありますが、マイナス思考でいい結果につながることは今までなかったような気がしますので、そういう時はせめて気持ちだけでも明るく持てばひょっとしたらいい結果につながるかもしれませんね。
とりあえず今回はここまで。
調べるといろんな法則があって面白いです。
またご紹介したいと思います。
(シリーズ化できるかも)