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ミステリー小説 基本の7作品

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どうも、y-paraです。

 

今回の内容、唐突ですが。
この前引っ越し以来開けてない段ボールから小説の山が出てきまして。

ほとんどがいわゆるミステリー小説・推理小説です。

昔、金田一少年の事件簿からミステリー小説に興味をもって読んでました。

懐かしくなったのでその中から7冊、読み始めの頃に勧められらたミステリー小説の基本と言える本を紹介してみます。
※記憶を頼りにしてますのであらすじの紹介は短めです。気になったら実際に読んでみてください。

 

モルグ街の殺人 /  エドガー・アランポー

文学史上初の分析的・論理的な推理小説として知られている作品です。
探偵役のデュパンは現場を観察しただけでなんとも不思議・不可解な事件の謎を解き明かしてしまいます。
こんな内容ですが、現代にも通じるミステリーの基本はこの作品で生まれました。
(ちなみに作品内では「デュパン」と「私」で書かれており、のちの「ホームズ」と「ワトスン」に通じるところがあります)
そういう意味でこの作品は必ず読んでいただきたい作品です。

 

シャーロック・ホームズの冒険 /  コナン・ドイル

探偵小説と言えばこの作品でしょう。
子供向けの本としても出ています。(私が初めて読んだのは子供の頃にそれを読みました)
全12作の短編集です。
探偵で個性的な「ホームズ」と、相方の温厚で少し抜けている(?)「ワトスン」のコンビのやり取りが人気です。
今でも優秀な探偵に対してその聞き手となる相棒を「ワトスン役」と言いますし。
この作品もホームズの超人的な観察力と発想力で事件を解決していく作品です。
読んでいるうちに作品に入り込み、あたかも自分がワトスンになっているような錯覚を覚える作品です。

 

Yの悲劇 /  エラリー・クイーン

エラリー・クイーンの代表作です。
ちなみにこのエラリー・クイーンとは、1人の名前ではなく、フレデリック・ダネイとマンフレッド・B・リーの合作ペンネームです。(しかも従兄弟同士)
この作品は数々の手がかりがありながら、読んでいても謎が解けず、最後まで読んでいって探偵役のレーンが手がかりから見事真相を導きだし、してやられた感を味わえる作品だと思います。

 

そして誰もいなくなった /  アガサ・クリスティー

「ミステリーの女王」アガサ・クリスティーの名作。読んだことは無くてもタイトルは聞いたことある人も多いんではないでしょうか。
イギリスの伝承童謡マザーグースの一つをなぞりながら物語は進んでいきます。
1人、また1人と減っていく連続殺人物ですが、不思議と緊張感はありながら残酷感は感じない読みやすい作品です。

 

孤島の鬼 /  江戸川乱歩

江戸川乱歩の最高長編と言われる作品です。
内容は密室殺人に怪奇もの、孤島の冒険ものと豪華な内容となっています。

 

本陣殺人事件 /  横溝正史

「八つ墓村」「犬神家の一族」で有名な横溝正史の代表作です。
日本のもっとも有名な探偵役の一人、金田一耕助のデビュー作で、金田一耕助が日本的密室の謎を解く記念すべき作品です。

 

点と線 /  松本清張

社会派推理小説ブームを巻き起こした松本清張の代表作です。
その社会派推理小説ブームを作ったのがこの作品です。

 

 

以上の7作品はミステリー小説が好きなら一度は読んでおきたい名作の一部です。
好みは人それぞれなのでこの7冊すべてを面白い!と思えるかは分かりませんが、ミステリー小説の歴史を知る上では読んで損のない本だと思います。
もし興味があったら是非読んでみてください。